北海道大学札幌キャンパスは,JRタワーのオープンや周辺地域の再開発により都市中心街へと発展を遂げた札幌駅北口の目と鼻の先に位置しており,水産学部(函館キャンパス)と各種フィールド研究施設を除くすべての研究棟が存在し,学内外の連携を容易なものにしています。また,都市環境と大学環境が融合した広大なキャンパスは,学生・教員にとってきわめて便利で快適なものとなっています。さらに,学内には自然があふれ,美しいキャンパス環境を形作っています。
情報科学研究院棟に足を踏み入れると,そこにはみなさんが思う存分勉学・研究に励み,充実した学生生活を送るための環境が用意されています。奇数階のフロアの中心に設けられた,ゆったりとした自由空間。授業に使う計算機演習室とは別に設けられた,自由にパソコンを使用できる自習スペース。
工学部中央の図書室とは別の,建物独自の図書室・・・。ここでたくさんの仲間とともに過ごす時間は,みなさんを大きく飛躍させることでしょう。
工学部は,南北に広がる札幌キャンパスの中央部に位置しており,建学当初から大学において中心的な役割を担ってきました。周辺には大野池,イチョウ並木があり,四季折々の美しい景色を楽しむことができます。情報エレクトロニクス学科に進んだみなさんが通うことになる情報科学研究院棟は,工学部の裏手に建つ近代的な高層棟(11階建て)で,上層階からはポプラ並木や農場など,北海道大学ならではの景色を望むことができます。
北海道大学は,フロンティア精神を基本理念に掲げ,学生・教員がそれぞれの時代で新しい道を切り拓いてきました。わたしたちが取り組んでいる情報エレクトロニクスの分野は,今この時代の最先端を行く研究分野であり,自分のやりたいことや興味に適した研究課題がいくらでも見つけられる学問領域です。そして,社会のあらゆる事柄に広く深く関わりを持ち,わたしたちの創り出すものが次の時代を変え,人と環境をより良くしていくのです。
雄大な自然と充実した学習環境の中で,まだこの世に存在しないものを創出する,情報エレクトロニクスの醍醐味を味わってみませんか?